FLARToolKitとPapervision3Dをもうちょっとだけがんばってみる

前の記事から一ヶ月以上経ってしまいました…。

AS3.0が少しだけわかってきたので、FLARToolKitとPapervision3Dをもうちょっとだけがんばってみる。

今までこのブログに載せていたFLARToolKitは、すべてFLARToolKitに備え付けのサンプル、SimpleCube.asをもとにしていて、認識したマーカーと常に同じ座標に3Dオブジェクトが表示されているというものでした。これをもう少しだけ変更して、3Dオブジェクトを常にマーカーと同期させるのではなく、マーカーの座標を利用しながら3Dオブジェクトの動きを変化させることができるようにしたいと思います。

言葉だけではわかりにくいですが、以下のようなことがしたいわけです。
 

 
今回もFLARToolKitのサンプル、SimpleCube.asをもとに変更していきます。
(SimpleCube.asの動かし方はSaqoosha.net :: FLARToolKit スタートガイドから)
 
SimpleCube.asの44行目

this._baseNode.addChild(this._cube);

を見ると、cubeが_baseNodeにaddChildされていることがわかります。
_baseNodeとは何かとPV3DARApp.asを見ると、57行目で_sceneにaddChildされており、その一行上で_sceneというのはただのScene3Dということがわかるので、この_baseNodeがマーカーを認識して座標を変更しているものなのだな、と推測することができます。
 
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