mProjectorで簡単にデスクトップアプリが作れるよ
- 2008-03-27
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前回のエントリで「燃えるIE」をmProjectorで作ったと書きましたが、mProjectorを知らない方のために紹介しておくと、mProjectorは、え・・・?て言うくらい簡単にデスクトップアプリケーションが作れるソフトです。
お仕事とかでスクリーンセーバを作ったことがある人なら多分知っている有名なスクリーンセーバ制作ソフト、screentimeを作っているスクリーンタイム社が出しているソフトで、screentimeでスクリーンセーバを書き出す感覚とほぼ同じ感じでデスクトップアプリを作成することが出来ます。ただし今のところ英語版のみしかありません。そして今後日本語版にローカライズされる可能性も多分ほとんどないでしょう。なぜならデスクトップアプリケーションと言えば、Adobe AIRがマジョリティを確立しつつあるからです。
ではAdobe Airがメジャーになりつつある中で、それでもmProjectorを使うメリットとはなんでしょうか。
mProjectorがAdobe Airより良さげなところ
- ActionScriptの知識がほとんどなくてもOK
- クライアントがランタイムをインストールする必要がない
逆にmProjectorがAdobe Airより弱いかもしれないところ
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英語版しかないだけあって、日本語を使うような仕組みが不安
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むちゃくちゃ高機能なことはできない
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今後バージョンアップされないかも
mProjectorとAdobe Airをざっくりと比較した場合のメリットデメリットは上記のような感じです。大掛かりなデスクトップアプリケーションを作る場合はAirの方が良いかもしれませんが、簡単な機能のデスクトップアプリケーションを作るならmProjecotrでも全然いけるし、コストパフォーマンスも良さそうです。
結構使えそうな感じのするmProjectorなんですが、英語版しかないせいか、周りで使っているという噂はいっこも聞いたことがなく、ちょっと前までは日本語の解説ページもほとんどありませんでした。
もしかしてここで私がmProjectorの解説ブログでも書けば、結構ニッチな需要を満たせるんでは?そう思っていた矢先、mProjectorの使い方についてとてもわかりやすい記事が、デジアナウェア TOPICSさんというブログでまとめられました。出遅れた・・・。mProjectorの基本的な使い方についてはこのブログを読めばばっちりわかるので、興味のある方はぜひ。
ちなみにmProjectorの価格はWin版、Mac版合わせて$399です(片方だけだと$249)。円高の今買えば4万円くらいでお得だと思うのです。