先週の土曜、12月6日の大阪てら子で、BlenderとFLARToolKitを使ってクリスマスにちなんだものを作り、発表してきました。
6月の大阪てら子で発表したやつの続編です。6月の発表では3Dソフトで作成したモデルデータをFLARToolKitで表示するだけだったのですが、今回はそのモデルデータを動かすところまで挑戦してみました。

まずは以下が最初に作ってみたもののデモ。
WebカメラとFLARToolKit用のマーカー（→こちらから）が必要です。
　
FLARToolKitで3Dモデル動かすデモ01
　
Webカメラ持ってねーよもしくはマーカー印刷すんのめんどいって方のためのデモ動画。

　
一応モデルデータや雪を動かしてますが、これはスクリプトで回転させたり移動させたりしているだけなので、技術的には前回の発表とほとんど変わりないです。

今回初挑戦したのはBlenderで作成したアニメーションをFLARToolKit上で動かすというもの。以下がそのデモです。
　

FLARToolKitで3Dモデル動かすデモ02
　
Webカメラ持ってねー以下略の方のためのデモ動画。

　
箱から出てきてるのはこれの”O”なんですけど、誰も気付いていませんでした。

こういったキャラクターの動きみたいなのはスクリプトだけで作ろうとしてもなかなか難しいので、3Dソフトで作ったアニメーションをFlashに取り込めれば、表現の幅を広げることができそうです。
Blenderで作ったアニメーションをFlashで動かす方法は、このブログで次の記事から書いていきます。
　
[追記]上記デモのソースファイル公開しました。
xmas_sample_flartoolkit.zip (source code) 解説はこちら
　

最後に大阪てら子18で発表された他の方のブログ記事へのリンクなど。

みのんさん
minomix blog » 大阪てら子 18 で発表したやつなど
今回のクリスマス大喜利で1番に選ばれたみのんさんの作品が見られます。Spaceボタンを押すとカタルシスが！！
　
パンツカムヨさん
崖っぷちWEBデザイナーブログ | 大阪てら子 18「 Flasherのクリスマス大喜利」で作ったもの
いつも可愛くてどこか毒のある作品を作るパンツカムヨさんのクリスマスけしからん！Flash。おまけ動画が無駄にリキ入っていてかなり見もの。
　
idoさん
簡単に雪が作れるライブラリを紹介してくれました。
FLiNT particle sysytem
雪だけではなく、炎とか、パーティクルで作れそうなものはなんでも作れるそうです。デモとして見せてくれたクリスマスツリーのある景色きれいだった。