illustratorで作った素材をFlash8以降に読み込むと線が変
- 2008-04-20
- flash
初!「カテゴリーがflash」のエントリー。
予定ではこのブログはFlashの話がメインになるはずなんです。
Flashには変な仕様がたくさんあって、trick7.comの「FlashPlayer7 コンテンツ制作時の線の設定」の記事で紹介されている線の特性は、その代表的なもののひとつです。illustratorでイラストなどの素材を作って、それをFlash8以降に読み込むと「線の拡張機能」というのが漏れなくついてしまって、線の拡張機能をサポートしていないFlash Player7以下に書き出そうとするとエラーが出るし、イラストの線も変になってしまうという症状です。
実際にどのような状態になるのか以下に比較したswfを載せてみます。
右に比べて左のイラストの線はなんだかいびつというか、ところどころフリーハンドで描いたようになっていることがわかると思います。特に口元の辺りはガビガビです。
イラストでない、単純な形のものでも変な線になります。
右に比べると左の図のマルは少し歪んでいます。直線はまあ大丈夫ですが、破線にいたってはまったく意図と違うイメージになってしまってます。
この現象は、線の拡張機能を削除すれば回避できるのですが、illustratorで作った素材の量が膨大なときはひとつひとつ削除するわけにもいきません。一括で線の拡張機能を削除する方法は、trick7.comの記事のコメント中でも紹介されていますが、FlashをいったんMX2004形式として保存しなおすことです。
ただしこれには注意が必要で、MX2004形式で保存しなおすということは、Flash8にしかない機能がすべてなくなってしまうということなので、フィルタなどの設定は消えてしまいます。また、Flash CS3からはMX2004形式に保存することは出来ません。
Flash8でillustratorの素材を使うときは、たとえパブリッシュ設定が8以上であっても、一番最初の読み込む段階で一度MX2004以下に保存しなおすか、最初からいったんMX2004以下のFlashに読み込んでから使うことをおすすめします。
しかしCS3のバージョンしかもっていない方はどうしたらいいんでしょうか・・・。illustratorとFlashはCreative Suiteシリーズとして統合されたことだし、次期バージョンからはもっと簡単な、なんらかの回避策を付けてほしいものです。
[追記]
Flash CS3ではこの現象は回避できるようになってました。詳しくは次のエントリーで。適当なこと書いてアドビさんごめんなさい。
僕も、この壁にぶち当たったことありましたので共感コメントを投函。
adobeさんの謳い文句で「CS3シリーズではAdobeとMacromedia製品がシームレスにナントカレス!」みたいなこと言ってたのに、あんまそんなことないなってがっかりした覚えが。Fireworks→Flashの連携がなってねっつのーって。でもadobeさんにはお世話になっております。
4 月 20th, 2008 at 22:11:15Flashってすごく便利になってきてるのはいんだけど
4 月 21st, 2008 at 0:18:51なんでこのバグをなおさない!?っていう変な仕様が
いっぱいありますよねー。
あれとか、あれとかだよ!
でもadobeさんには超お世話になっております。
みんな、ツンデレすぎ。
4 月 22nd, 2008 at 12:28:05adobe製品なしでは生きていけないんです!><
4 月 23rd, 2008 at 3:17:22まだ眠いので、ちゃんと読めてませんがw
こちらで同じデータで実験してないのでなんともですが
こちらIllustratorCS2+Flash 8 Proです。
1.Illustratorの方で[ファイル]メニュー→[書き出し]→[swf書き出し]でAIデータからswfデータへ。
ただ、AIでswfにすると、妙にポイント数が多く重たいベジェデータになる時があるので注意。
2.FlashでさっきのswfをFlashに[ファイル]メニュー→[読み込み]
とかじゃダメ?
4 月 25th, 2008 at 10:19:35>れんさん
4 月 30th, 2008 at 4:39:02ご指摘ありがとうございます!
Flash 8だとその方法でもだめなんですが、
CS3だったら回避できました!次のエントリーで詳しく書いてます。